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桶屋北日本永世名人の寄稿文 (後)
桶屋郁夫北日本永世名人の寄稿文の後編です。
③「棋譜並べ」・・・今現在、私が1番行っている練習法が、実際に盤駒を使っての棋譜並べです。支部名人になるなど「絶好調」と言われた昨年度、自分の力をより高めるために、どのような練習を1日に何時間行えばよいかを真剣に考えたことがありました。練習メニューの時間配分は忘れましたが、その時の結論は「1日最低5時間」でした。しかし、現実問題として、昨年度は「40人学級」という公立小中学校の1教室最大人数を示す言葉通り本当に40人いる学級の担任で、さらに市教組の書記長という大役に当たっていたため、平日23時過ぎの帰宅は当たり前、そのまま翌日に突入ということもざらにありました。「最低5時間」は休日なら可能ですが、平日には夢物語の世界です。当然ながら4月末に西支部名人になる前からも、なった後の支部名人戦東西決戦までの約1か月も、その状況が続きました。(東西決戦前日の土曜日もPTA環境整備があり、主務者として午前中は仕事、それから東京へ向かった次第。)しかし、人間追い詰められると、その分真剣味が増すものです。例え平日に翌日帰りでふらふらになっていても、東西決戦までの約1か月の間、帰宅して食事後の約1時間は、どんなに眠くても、真剣に棋譜並べに取り組みました。(棋譜並べをしている途中、着手する姿勢のまま眠っていたこともあるので、「どんなに眠くても」は訂正。〈笑〉)さて、ここまでの話からすると、私は相当な努力家のように思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際は、上記のような日々や大学時代の詰将棋への取り組みなどは限定されたごくごく一時期だけの話で長く続くことはなく(反動で相当なまける)、全国大会で活躍しているトップアマ達のように、とことん勉強したという経験に乏しいのが私の実情です。30代の頃には、不甲斐ない内容で全国大会の予選落ちが4回も続いたことがありましたが、その頃は大会で指す以外ただの1局の実戦練習も棋譜並べもしていない有様だったので、今考えれば内容も結果も至極当然と言えます。(ものぐさに加え、仕事も忙しくて将棋のやる気がほとんどない中、負けてさらにやる気を無くすという負のスパイラル状態。)しかし、その分、精一杯やり切ったわけではないので、終盤の読みのスピードなど加齢と共に随分衰えた部分はありますが、総合力では努力次第でまだまだ強くなることが可能と感じています。また、いい加減な日々もあったからこそ、いつまでがんばることができるか分からない今を大切に、可能な限り少しでも努力していこうと考えています。(がんばればできるかもしれない可能性を具現化できないまま弱くなっていくのも悔しいですし・・・。)さて、そんな私が特に面倒がっていた棋譜並べをそれなりに行うようになったのは、オランダから戻って(3年間、オランダの日本人学校に勤務)2年目の平成25年度に、朝日アマ名人戦の北陸代表になったことがきっかけです。朝日アマは、何と17年ぶりの代表だったのに加え、帰国後初めての北陸代表で大変うれしく思い、富山のみならず石川・福井両県棋界のためにもがんばって勉強しようと始めました。全国大会では現朝日アマ名人の稲葉聡さんに1回戦で負けましたが、この時、継続的に努力することの心地よさと、棋譜並べの有効性を実感した次第です。ランニングでも何でもそうだと思いますが、練習を重ねることで実力はもちろん、ハードな練習に耐える力が高まり、そこからさらに練習を積んでさらに実力が高まるという好循環に入るように、この時の経験が錆び付いていた私の棋力を高め、それまで大して取り組んだことのなかった棋譜並べを面倒くさがらずに行う基礎になったと考えています。ちなみにその前年度(大会で負けまくった帰国1年目)はマラソン大会に意欲的で、ウルトラマラソン(100㎞)に出場するなど、棋譜並べとは異質の面倒くさいことに取り組んでいました。結局、最後に出場したウルトラマラソンの70㎞地点で時間制限を喰らったことが「ランナー桶屋郁夫」としての限界を感じさせ、以後、マラソン大会には全く出ていません。将棋のことを思えば、あの時、完走していなくてよかったです。(笑)話を戻して、棋譜並べの具体的なメニューとしては、この時から現在に至るまで、羽生先生のものを中心に並べてきました。谷川、佐藤、森内戦の百番指しの本はもちろんのこと、ネット上で公開されていた百番以降の将棋もその都度プリントアウト&ファイルして並べました。(それに加えて、羽生戦の対局数が多い上位6名の棋士の棋譜も同様に)何でもやり出すとエスカレートしていく傾向は詰将棋やマラソン同様で、その後、中原VS米長、中原VS加藤、中原VS谷川の百番指しなども同様に並べました。(大山VS升田、大山VS中原は既に本をもっていたので、当然これも並べました。)25年度の朝日アマ全国大会や昨年度の支部名人戦東西決戦に向けての準備期間には、同じ対局者同士の対戦(VS)を全局並べてから次のVSへと移るやり方で進め、加えて、先後関係なく参考にしたい棋士(羽生先生等)側をもって並べるよう取り組んでいました。(棋風から両対局者の手を推測しやすくするため。尚、羽生戦においては、対戦者側から並べたり、戦型別に並べたりする取り組みも行いました。)幸い28年度も朝日アマの北陸代表になったので、今現在は、「谷川VS羽生100番勝負、大山全集、棋聖天野宗歩手合集」の3冊を1局並べるごとに本を交換して取り組んでいます。1局ごとに本を換える理由は、これまで何回も並べてきたので、いかに衰えた現在の私の記憶力でも、さすがにある程度は覚えているという局面が増えたためです。見たことがあるというだけの知識や各棋士の棋風のイメージに頼らず、少しでも自力で局面を把握し、手を読むための工夫として、今は以前とは違う並べ方をしています。尚、3月に行われる朝日アマ全国大会まで、平日はどんなに眠くても途中で眠ることなく(笑)1日最低3局は並べていくつもりです。(もっと並べたいのですが、与えられた持ち時間が少なく、少しでも無理をするとすぐに続かなくなるので・・・)1局は約8分で並べていますが、限られた時間の中で少しでも集中し、「1手に対する気付き」を増やすことに留意しています。(自分側の棋士の先後だけ確認すれば、後は手が勝手に動いてくれるので、何気なく並べていると、ただの目と手の運動になってしまい、気付きもなく、頭に何にも残らないパソコン上の猛スピード鑑賞と同じになりがちです。棋譜並べは「手の記憶」が残る分、少しましですが・・・。)尚、プロの先生方がタイトル戦の検討などでたまに行っている、局面を左右対称形にする技も取り入れてみたことがあります。(普通の定跡型でも、違和感大ありの将棋に見えますよ。興味のある方は1度お試しください。)より詳細に1局の将棋を調べるには、先手側からと後手側からの視点のみだけではなく、それらの左右対称形を検討することも必要と私は考えています。そこで、棋譜並べをする際には将棋盤を4面出し、1手進めるごとに通常形に加えて「ひふみんアイ」や、それらの左右対称形も並べて検討したことがありました。いざ取り組んでみると予想以上に時間がかかり、肝心の検討についても気付きが少なく疲れるのみだったので数日で止めました。しかし完全に懲りてはいないので、いつかまた工夫を加えて試してみたいと思っています。(時間短縮のために鏡を並べるなど。詰め将棋も1冊で4倍楽しめるかも!?)ところで、「ひふみんアイ」で思い出しましたが、加藤一二三先生のB1時代に棋譜並べについて直接伺ったことがあります。すると加藤先生は、「私は、1局の将棋を約1時間かけて、1日に5・6回並べています。(先後も入れ替えながら)するとタイトル戦の将棋でも、対局者(ほぼ羽生先生を意識)よりいい手が見えるんですよ。」と、にこやかながらも真剣に話され感心した思い出があります。(あまりの天真爛漫さに笑いも)実戦の話題にも大いにつながりますが、棋譜並べについてのまとめとしては、棋力向上を目指すならば、限られた時間の中でいかに真剣に質の高い、自分にあった取り組みを行うことができるかが大切と考えます。(当たり前すぎますが、実践が重要かつ難しい点です。)とにかく、棋譜並べはレベルアップには欠かすことのできないおすすめの練習法だと、今の私は確信しています。尚、総括としては、詰め将棋・実戦・棋譜並べ等、練習法のジャンルを問わず、上達を目指すならば「真剣さ」と「継続」が共通する重要ポイントかと思います。 以上、長文ながら言い足りないことも多々ありましたが、自己開示を含めながら、どなたかの上達の一助になればよいという思いと、いつもお世話になっている村上義和支部長並びにブログ運営者の荒木秀雄さんをはじめ、これまで寄稿文を披露してくれ印象に残る3名の方々(本人同様文体も誠実だなあと感心させてくれる山田靖治さん、オランダでも爆笑させてくれた古崎宏二さん、いつもよい刺激を与えてくれる中平寧さん)、その他県棋界の多くの方々への感謝の気持ちとささやかな恩返しの意味を込めて、自分の将棋の練習法を述べさせてもらいました。それでは、皆様にとって今年もよい1年になりますように!! 平成29年1月吉日 桶屋 郁夫
by elijahmadnar
| 2017-01-04 12:04
| その他
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